崖の下のビーチに行ってみるという試み。そういう所は大抵ビーチまでが階段地獄で そういう「辿り着くまでしんどい」ってところが私にとって大変魅力なので 観光地として大々的に宣伝されてるようなビーチよりは秘境感のある場所が大好物。 とはいえ、年齢も年齢だし人影の薄い場所の階段で怪我なんぞして助けも呼べず 心配かけてもヤバいなと思って 今までは誰かお連れさんが居る時限定での冒険でした。 ところが、バリ島に限らず出先の外国でいろんな無謀な挑戦をこなしてみて 自分の体力の限界やペースがなんとなくわかってきたし、春にペニダ島に行った時 マタアイルグヤンガンの階段地獄(※過去記事※)でめっきり自信がついたぞw そんなわけでこの秋は調子に乗ってる状態でして、1年越しの計画を実行するぞと 白羽の矢が立ったのがPantai Nunggalan 。なんて読むのかわからんかったので グーグル翻訳のインドネシア語で発音機能を使ったらヌンガランと発音されたお。 ニャンニャン(※過去記事※)の東隣りの浜で、'16年秋の時点ではそこまで行くのに ちゃんとした階段がなくて、ロックロードを降りていく・・という情報しかなく それ以前にそのロックロードへの降り口までの道もよくわからないという有様。 で、'17年の3月頃に渡航したちゃりんこトーマスに「行ってみて~」って依頼したら 実際にビーチに行って、降り口までの道順を教えてくれたのでこれで第一関門クリア。 (※ ちゃりんこトーマスによるNunggalan Beachの記事は⇒ こちら ※) 春バリの時のこのエリア徘徊ははるららお義母様ご夫妻が一緒だったから 道中の足場の悪いビーチにお連れするよりも行きやすい別のビーチにご案内しましたが 秋バリでは単独で満を持しての ビーチまでの階段地獄ならぬ"ロックロード降り"を決行。 ちうわけで本日は 【俺恒例のBukit Badung階段地獄'17年秋版】の記録でございます。 ご一緒したいところでしたが、ホテルにチェックインしてバイク借りてから こっち方面に向かうとのことだったので早くても到着は夕方4時とかになる予想。 その時間からビーチに降りて明るいうちに崖上に上がってどこかで夕陽を見てから 夜7時にビンギンでYUU飯となると 到着早々せわしなくて申し訳ないので ビーチへはaiさんとの合流の前に単独で行っておくことになりましたの。 場所は、Jl.Raya Uluwatuを ウルワツ寺院に向かって進み 位置的にはブルガリと ティルタウルワツの間ぐらいにあるJl.Batu Nunggalanを海側に曲がりまーす ↓ 話に聞いていたヴィラが出現しましたー。わーい 駐輪スペースはこの写真を撮った位置から見ると背後の道路端、壁際でした。 ↓ちゃりんこトーマスが行ったとき工事中だったこの道へと案内されました 「え?どこからビーチまで降りるねん?」的なわかりにくい通路だっただろうなー。 というか、私この時右足を怪我していてまだ痛み止めとか抗生剤とか飲んでる頃で 目に見える外傷は小さい範囲なんだけど、足全体が打ち身で膝や腿にまだ青たんと腫れが ひいてないような状態だったんよね。(それでも10日前にギリメノに行ったんだが。) しかも、シガラジャのイミグレ行きがらみでロビナのK子さんちに数日間居候して そのまま南部に来ちまったもんだからこの時の為の運動靴を持ってくるの忘れてて 今履いているのが ヒール6.5cmのおばちゃんサンダル という失態。あちゃー! という恐怖があり (家の前を歩いてて2人乗りバイクのおばちゃんにぶつかられて こけて足を少しひかれたんです。その時履いていたウェッジソールのサンダルの踵が 見事に粉砕されたので、もしも履いてたのがビーサンだったら生身の踵をやられてたかと) で、バイクに乗ってる時もあえて高さのあるサンダルを履いていたんですけど 無謀にもそのままこの崖の上まで来ちまった~。わー うっかりにもほどがある。 いくら安定感のあるおばちゃん仕様のサンダルとはいえヒールのあるサンダルで 脚そのものに怪我してていろいろと力が入らない状態だから山くだりは相当のハンデ。 でもせっかくここまで来たんだからとりあえず降り口まで行ってみてちょっと進んで 今の自分のコンディションだったら無理そうって思ったら諦めて引き上げよう。 行けそうだと思ったら行ってみよう!!と心を決めて道なき道を進みます 不安定になるようなボコボコ具合だし、運動神経のない私にはなかなかのハンデですが そこんとこはバブル世代ゆえにそこそこ高さのある靴でも猛ダッシュできるという (皆が先のとんがったハイヒールの時代でも私はロンドンブーツで時代遅れでしたが ぺたんこ靴より高さのある靴に慣れているという)点ではまんざらでもないわけですw こういう道は東部生活で山側の民家への訪問時に慣れているということもあって 慎重に進めばこの足でこのサンダルでも全く問題はありませんでした。 さしっぱなしでここまで来てしまったことに気付いたけど帰るのも面倒くさいし 一旦戻ってしまったらまたここまで来るのも億劫になっちまうだろうと予想して 「人少なかったし駐輪係もいるから大丈夫だろう」と勝手に楽観視。呑気すぎるwww で、その先の下りはさっきのような土の足場が続くならまだ良かったんですけど ここから先がほんとに山の中というか森の中という感じでちょっとした冒険気分 ↓なんせ、枯れ葉だらけの山道(というか足場は土よりも岩場っぽい) しかも枯れ葉の下がごつごつした小石や岩場だったりする部分もあるから平らでなくて 下りは1歩1歩がしっがしっと踏みしめなければ、ぐらぐらしたりずるりんと滑ったり ほんとに不安定なことこの上ないわけで。(だがしかしこういう道は得意なんよねw) とにかく 一人で転げ落ちてこれ以上足にダメージくらうわけにはいかんので 私なりに慎重に慎重に降りたため、この区間の写真は一切撮っておりません。 そうこうしているうちに崖を降りれたみたい。↓ビーチに続く平地地帯に出たよ~ でもここはあの時のような牛糞地獄ではなかったのは、もしかしたら3月にトーマスが 見たようにキャンプサイトになってる時期もあるから放牧していないエリアなのかな? しばらくティルタウルワツ方面(西側)に歩いていくとまた1軒お店が。 と思って進んでいくと ↓降りた地点から約200m歩いた地点にありましたー! ↓参考までに過去のペイント '17年3月版 by ちゃりんこトーマス(許可済) 引き伸ばして1年も経てば塗り替えられてたり変化があってもしょうがないわな。 ↓こちらも参考までに'17年3月版 By ちゃりんこトーマス(掲載許可済) そこんとこもまわりこんで撮影しておくべきだったんでしょうが、この時は 絵が変わってたことのプチショックと、歩きにくい砂地を数百メートル歩いて 足のガーゼも砂まみれで傷口にも砂が侵入してるんじゃないかというほどの悲惨さと サンダルによる足の側面の靴擦れとにかく痛くて疲れたので(途中で裸足だったけど) これ以上砂地を歩く元気ナシ。階段や崖を歩くのは平気なのに砂地がキツイwww 今思えば 巷で噂のBabble Hotelがこの近くにあったようなので (参考までにバブルホテルのインスタのURlは https://www.instagram.com/bubblehotelbali/) いくら私でもこの歳でこんなスケスケ物件には泊まることはなかろうけど 足が痛くなかったらそのキャンプ場?でエアドームの現物を見たかったかも? ここもニャンニャンの一部らしいです。駐輪所のチケットもNyangNyang表記でした。 でも、私とaiちゃんが以前降りたNyang Nyang Beach(※過去記事※)は 現在チェックしたらレビューのようなものが一切ないので閉業してるかもしれませんが 当時 Puri Bali Nyang Nyangというヴィラがあった場所の少し西側から降りたので 今回降りたビーチよりも直線距離で2キロほど西側の地点で、グーグルアースを見ると 途中で岩場があって通り抜けできなさそうなので私の中ではベツモノと考えてます。 元来たビーチを素直に戻るのは単なる体力の消耗と諦めて、2軒目のワルンの裏手の 草原地帯に入って、足場が土の草原地帯を東に進み山(崖)の入口に戻りました。 崖をよじのぼるかのごとくショートカットしまくったので意外に楽勝だった帰り道。 もちろん道中で休み休みだったけど、もしかしたら足の怪我と不安定な靴のせいで いつもは調子にのりすぎるところある種の自制心が働いて 無理しないペースで 楽しんで登れたのが良かったのかもしれません。後日の筋肉痛もそんなになかったし。 ↓てか、私 この看板の左手から来たんだけど右側にもいけたのね 道中のワルンのおばちゃんの寄ってけ攻撃を愛想笑いで返しながら上り切った時 白い建物の横の細道で、ヴィラの女子スタッフがご滞在中のゲストを崖の降り口まで 案内してるところに遭遇。そしたらその女子に「あなた、バイクに鍵つけてたでしょ? my uncleが預かってるから受け取ってね」と声をかけてくれた。優秀~★★★ マイアンクル=駐車場のおっちゃんやな。あの2人、親戚なのか・・と勝手に納得。 でも、ダイジェストの時(※これな※)にも書いたように 「パンタイまで行けた?」「行けたよー。写真撮って来た」「みせてー」のノリから 目的達成でご機嫌状態の私は身振り手振りの適当なインドネシア語で会話してたら 暇なおじちゃんの「話し相手」としてロックオンされた模様で鍵を返してもらえないww 女子スタッフちゃんが戻ってきて3人でうだうだ話してて、女子は英語OKだから わからない単語などがあれば要所要所英語で通訳はしてくれるんだけど だんだん私のインドネシア語能力ではこれ以上の会話がしんどくなってきたので 「友達と4時半にLabuan Siteで約束してるねん。頼むから鍵かえしてー」って やっと解放された。・・・そういえばニャンニャンビーチから上に上がって来た時も カツアゲじいさんにロックオンされたっけ。(あの時はクレクレ系の絡みだったけど。) この辺りでの階段地獄の後はじじいに捕まるというのがわしのお約束事なのか?? Nunggalan Beach nyangnyang ADD : Jl. Batu Nunggulan,Pecatu,Uluwatu ※ 上記はすべて'17年9月の訪問時点での備忘録です ※ Top▲ |
by la_viajera
| 2018-01-05 23:55
| bali & indonesia
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