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 ※ 今日の一言 ※ '22年にやっと開国したので4月からの約5週間のドリフ大掃除渡航に続いて7月から3か月間バリで遊んできたおw

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2012年 12月 21日
Kelopok Karya Sari Warna Aram @ Seraya Timur ,Karangassem
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ご存知の通り 渡バリの際に私が拠点にしているのは東部アメッドですが
長年の個人的にお気に入りの道がアメッドからスラヤ経由でアンラプラに向かうルートでして
以前その記事をUPした数ヵ月後にこのルート上に突然現れたプルタミナ(ガソリンスタンド)。
そこはいまだに売り切れでしまってる時の方が多いという「開かずのプルタミナ」なんですけど
アメッド側から行くと、そのプルタミナを過ぎてまもなくテキスタイルの工房が現れるんです。
プルタミナが建つ以前から建物だけはあったので 工房&工場萌えの私としましては
通るたびに「この施設、気になるなー。入ってみたいなー」・・・って気になっていたんですが
私のイネ語力と染色&織物の知識ではとうてい単独突撃する勇気もなく(笑)
この秋バリで さとこさんとバイク2ケツで通る機会があったので、寄り道で誘ってみたら
さすが姉さんも工房好き。「見たい見たい」とふたつ返事。わーい!さとこさんがいれば勇気百倍。

そこは、KELOPOK KARYA SARI WARNA ALAM という名前らしい。名刺によりますと
Natural Dyers & Weavers Cooperative Of Seraya Traditional Textile Artisan
とのことで、つまり自然の物を使った染色とスラヤの伝統的な織物&職人の組合って感じ?
通りから見る限りでは何か織ってるのが見えたので織物の工房だろうとは想像できたんだけど
実際は綿花や色の元になる植物を育てて糸の染色から手織りまでを手作業でやってる場所でした。
そんなわけで今日はその ワイルドで手作り感あふれる地域密着型工房見学の記録を・・・。





この前を通りがかると何人かの女子たちが織物をしている姿が見えて気になってたんですが
地域の子供たちに織りの技術を教えるとともにその子たちが織った商品の販売もしているみたい。
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この日は、さとこさんと一緒だったので勇気を持って「プルミシー」攻撃で敷地内にお邪魔しまーすw
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子供たちはもちろんインドネシア語オンリーなんですが、一人だけ大人のおねーさんがおられて
その人は英語での会話が可能だったので「あー助かった~w」と内心ほっとする私たち。
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おねーさんの案内で 織り子ちゃんたちの作業をちょっと見学させてもらってから
入口にあるミニショップのようなところでいくつか商品や作品をみせていただいたのですが
在庫が少なすぎて"欲しい"と思うような物はなく、とりあえずドネーションだけは箱に入れてみました。
それよかうちらーは、敷地の上のほうでなにか作業している気配の方が気になる気になるw
ってわけで、あの上の方も見学していい??・・と交渉。
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途中、このような無人の作業場を通過しつつ・・・
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ちょっと上まで上がってみると木綿の糸が干してあるのが見えましたー。遠目で素麺かと思たwww
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敷地内には綿花が咲き乱れておりますー。これを紡ぐのね。
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・・・とはいっても、糸として紡ぐ工程はどこでやってるのかこの時点では不明だったんで
糸紡ぎに関してはこの場でやってるのかどうかは現時点では聞きそびれてます。(詰めが甘い私)

そのそばで、この暑さの中 熱湯を前に黙々と染色作業中の男性発見
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上までついてきてくれたおねーさんには敷地内の植物をいろいろと教えてもらい、
どれがどの染料になるの?なんて初歩的な質問に対してもインディゴの葉やノニやビンロウなど
その場にあるものをいちいち指して説明してくれたのですごくわかりやすかったです
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ぐつぐつと煮えてる鍋エリアの近くに 染料と染めた糸の干し場発見
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さすが田舎。保管の仕方もナチュラルというか、もはやワイルドなんですけどwww
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つか、この手作り感がモーレツに味わい深い・・・
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そうやって染められた糸が、織り子ちゃんたちによって織物になるんでつね・・・・
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そしてそれらの作品&商品は 入口のショウルーム?(ミニショップ?)に並ぶわけです
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この日のこの小部屋の中はこんな感じ
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ドリフで使うにはシンプル&ナチュラルすぎてこの時点で購買欲は沸かなかったんで
値段を全然聞いてないんですけど、今思えば地域貢献も兼ねて何か購入しておけば良かったかも・・。

絹製品もあったので、ここで栽培している綿からとれた綿糸以外のものも染めて織ってるのかな?
私自身が 語学力と 植物&染色&織物の知識がなさすぎて詳しくは聞けていませんが
工房萌えな性分の私とさとこさんにとっては原始的な方法での作業はとても興味深かったし
今になってもっと聞きたいこともできたし 機会があればぜひまた立ち寄りたいなーと思ってます。


KELOPOK KARYA SARI WARNA ALAM
pencelup Benang dan Penenun Kain Bebali

Address : Br.Kangin, Desa Seraya Timur, Karangasem
(スラヤとアメッドの間です)
Phone : 085-2377-56269



※ 上記はすべて '12年10月の訪問時点での記録です ※

Top▲ | by la_viajera | 2012-12-21 23:55 | bali & indonesia | Trackback
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