1998年、スペインのアンダルシア地方を中心に モロッコやポルトガルに足をのばす予定で 5月半ばからの10週間の休暇をゲット。7月に入ったら東京の友人とバリ島で合流する計画や その後にハワイで後輩の結婚式参列予定があったので 欧州そのものは約7週間の放浪ですが たまたまキャンペーンでトルコ航空利用の欧州便が安かったので、往復共にイスタンブル経由の トルコ航空を利用することになりました。せっかくなので往路で3泊、復路で6~7泊ぐらいは トルコに滞在しようと思いつきまして、特に何の下調べもせず何の前知識もなく「ついで」のノリで イスタンブルに上陸。往路の3日間で地理や段取りをふわっと把握しておいて復路で満喫する胸算用。 しかーし、結果的には往路経由滞在時(イスタンブルのみ)も 復路経由滞在時(主にボドルム)も 「観光名所満載のせっかくの旅先で、何してたねん!」と突っ込みどころ満載のトルコ滞在になりまして 周りからはあぁもったいないもったいないと言われまくるのですが、本人はいたって大満足。 もともと本来の目的地は スペイン南部とモロッコだった私にとって その旅の玄関口&終着点になった トルコという国はまさに西洋と東洋の分岐点。旅程的にもいい役割を果たしてくれました。 そして、たくさんの人々との出会いのおかげで私にとってはトルコでの日々も特別な思い出になりました。 そんな中、イスタンでは偶然出会ったイタリア人のおかまちゃんとつるんで毎日大爆笑してたので わざわざカメラを出すということもせず、イスタン滞在中の写真がこの場所での数枚ポッキリwwwwww しかも暗すぎて これどこやねん??・・・ってずーーと疑問に思ってた。 でもbungaさんのトルコレポを見て「あ!アヤソフィアやったんや★ 」と 今更発覚した事実。 そういえば、ブルーモスクは無料なので入った記憶があるんだけど、それ以外のどこかに入るときに 「学生さんはタダでいいよ」っていわれて私もおかま君も学生でもないのにタダになった記憶が・・・w それがきっとアヤソフィアだったのでしょう(笑) でもこんな写真じゃダイナシじゃねーか!! ・・・というわけで、本日はイスタンブルでのお話(往路経由滞在時の方を中心に)を。 その頃の日記によると、どうもトルコでの1泊目だけ宿をきめて事前予約していたようで それが現在のFour Seasons Istanbul at Sultanahmet (公式サイト) 当時はイスタンブルのFSは ここ1軒だけだったので名前は「フォーシーズンズ イスタンブル」だったようなおぼろげな記憶・・・。 今はボスボラス海峡をのぞむロケーションに、イスタンブル2軒目のFSが出来ているようです。 私が滞在した古いほうのFSも リゾートではなくシティにあたるカテゴリーだと思うのだけど、 歴史地区の中にあって高層の建物ではないのでスゲー好き。黄色い壁も可愛いしw 私、去年のメヒコでFSメヒコシティに泊まるまで 東京の2軒以外のFSでは都市部のプロパティに泊まったことないや FSで泊まるのはほぼリゾート系のプロパティばかりだと思いこんでたんですけど、過去にちゃっかりここに泊まってるヤン。 そういえば、往路のフライト中にたまたま私の隣になったトルコ人親父(お金持ちそうな感じ)が 関空の入管でストップがかかって強制退国だったようで、保証人が居れば入国できるからといって 私にお近づきになって保証人になってほしかったらしく(こんなフーテン、保証人になれるかっつーのw) やたらとしつこかったんでトイレ行くついでにギャレーにいたスッチーになんとかして!って相談したら 私をビジネスクラスの席に換えてくれた気の利きよう!!トルコ航空万歳。その時、隣だったおじさんは 「イスタンブルではどこに泊まるの?決めてないんだったらゴージャスな宿をタダで紹介するよ」 とか言ってたけど(名前さえ呼び名でしか自己紹介しない私なので宿泊先なんて教えるかっつーの!) ふふふ、こんな軽装のアフロ小娘が高い宿を予約してたなんて思いもしなかっただろうな(爆) でね、空港についたらホテルまではタクシーで直行するつもりだったんですけど たまたまお友達を見送りにきていて空港で出会ったトルコ人の若者達が「バスで行けば?」って 教えてくれたのでバスで行くことにする。・・・ってか、徒歩でFSにチェックインしようとする俺って(爆) でもこれには理由があって、飛行機降りた時点で 途中まで隣だった親父が近づいてくるのが見えたので 誰かツレがいると思わせたほうが得策かな?と思って その子達と仲良しのふりをしたというのが真相。 そしたら近づいてきてた親父も「なんだ連れがいるのかよ」って感じでどっか行っちゃって万々歳。 そして、一緒にバスに乗ったその子たちのおかげで 彼らの友人のイタリア人のおかまちゃんに出会い おかげさまで女子一人旅(しかもトルコ!)なのに、悪い虫がつかず安全に楽しく過ごせたわけで・・。 そういえばこの後スペイン南部~モロッコでもゲイ(こちらはイギリス人で長年の友人)に世話になったなー。 いやーご縁っておもしろい。ちなみに復路のボドルムでまたまた特別なご縁に巡り会うんですがそのお話はまたいつか・・・ で、当初はそのまま連泊するつもりだったFSに居たら、彼(彼女?)らとも遊べないし復路滞在時の予習も できないから翌日にはそっこうチェックアウトして紹介してもらった近くの格安できれいなお宿に引越しw フォーシーズンズはとっても居心地良かったしお部屋からの眺めも風情があって素敵だったけど まだまだ旅のスタート地点だからここで散財するわけにもいかんので節約節約。 そこからは 観光客向けでないローカル寄りの安くて美味しいお店を教えてもらったり 知り合いの職場(ビルの2階で、そこからトラムの停留所が見える)から道行く男子ウォッチングしてみたり 話す内容がまったくの「ガールズトークw」 見た目はお洒落な男の子なのにハートが女子。 でね、その子の男友達(ゲイ的なお仲間ではなく単純に男子の知人)が通ると窓から身を乗り出して 「ヘーイ!○○~(名前) あなたのためにお尻洗って待ってるわよー」とか英語で叫んでからかうから 通行人はびっくりして窓を見上げるやら言われた当人は恥ずかしがって小走りになるやらで 窓辺から見てる私達は お腹を抱えて大爆笑。ほんま、女子って たち悪いわーwww で、男子をたくさん呼んで なにするのかなーと思ったら 集まった友人男子を隣の部屋に追いやって 「ひとりずつでてきてねー★」って 音楽をかけながらファッションショーのようなことを始めた。 で、ひとしきり順番にウォーキングさせて 「何番の子がいいわー」とかいちいち審査してるおかまちゃん! そして私に 「女同士の秘密よ、あの中だったら誰がいい??」とか聞いてきて キャッキャ言ってる。 集まった男子達は ノンケばかりだったんですけど そのおかまちゃんがとても楽しい人なので 「友人」として普段からとっても仲良くしているようで そのファッションショーも彼らのお遊びの1つ。 私は若い頃からあまり恋愛に重きをおいてないタイプで、女子同士でもあんまりグータンのような会話は しないんですけど このゲイ君がとっても楽しくていい子だったので コイバナもめっちゃくちゃ新鮮でした。 当のおかまちゃんいわく、やっぱりまだまだ世間の目がゲイに厳しい中で、偏見なく仲良くしてくれる ノンケの男友達がいることはとても幸せなことだ。でも、その中に好きな子がいても恋に発展しないのが とっても寂しい・・・とのこと。 なんか、私なんかよりもよっぽど乙女心満載なんで目から鱗!! そんなこんなで イスタンブルに来て サバサンド食べたことぐらいしか名物っぽいことをしていないので 手っ取り早い場所にとりあえず行っとく?のノリで慌てて見学したのが ブルーモスクとアヤソフィア。 ↓ で、でてきた写真がこれwww 当時、まったく興味ない人が館内を撮ってるのまるわかりな写真 この欧州旅行時のアルバムを見たら 全体的にどこに行っても写真はあまり撮ってないんだけど 今日載せた4枚からはじまってその次の瞬間にはマラガ(スペイン)の写真になってたぞw ・・・というわけで 往路立ち寄ったトルコでの写真はこのしょっぼい4枚だったというトホホさ。 しかもつい近年まで「これ、どこの写真よ?」とか言ってた私。 マヌケにもほどがある! でも写真に残ってなくてもたくさんの思い出が出来たり トルコに対する親近感を持つことが出来たし 復路滞在時のためのノウハウをしーっかりこの3泊4日で予習しておけたという意味でも 私にとってはとーっても楽しくて意味のある 欧州行脚へのスタートとなったイスタンブルでの日々でした。 一方、遺跡観光どころかテーブルゲーム三昧だった復路経由滞在時のトルコ思い出話はまた後日★ Top▲ |
by la_viajera
| 2011-02-17 00:44
| 過去の道楽(たび)
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Comments(14)
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mahaloa at 2011-02-17 08:19
viajeraさん、こんにちは!
業務連絡はないのですが(笑)、過去旅レポ、楽しく拝見しています~♪ ホントにviajeraさんは、世界中を旅していらっしゃるんですねー!! 私はヨーロッパは一度も行った事がないので、いつかイタリアとスペイン くらいは行ってみたいものじゃのう・・・と思っています。(^^) トルコで出会ったおかまちゃん、可愛いですね~! おかまちゃんって、やっぱりどの国でも可愛いんですね♪ 本で読んだのですが、トルコはすごく「人」が優しい国だそうですね。 そんな国にも、いつか足を伸ばせたらなぁ・・・と夢は膨らみます♪
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russi
at 2011-02-17 10:22
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タイチョさんの旅は、本当に旅は道連れ、世は情け、なんですね。
どんなとこにいても一緒にいる人が素敵なら旅全てが素敵になる、すごいです。
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at 2011-02-17 13:04
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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JAM
at 2011-02-17 19:50
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タイチョ、おひさしぶりです!過去旅ネタ、楽しく拝見してます。JAMはバリ以外のところはフリータイムつきのパッケージツアーで行くことが多いのでタイチョの自由旅行のお話をきいてるだけで新鮮で刺激的です!
今頃次の渡航準備に追われておられる頃でしょうか??JAM的には次バリのテーマが何なのか気になります^^v。
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at 2011-02-17 20:14
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ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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maribali at 2011-02-18 09:24
タイチョさんすっかりご無沙汰しておりました。
娘とソウルに行って遊んでいたら年度末のお仕事溜め込んでしまい ヒーヒーやってます~。 落ち着いたらアマンワナ記事も懐かしく読ませて頂きますね! それにしても沢山の素晴らしい旅の思い出。 旅って何よりも大切な財産ですよね。 子供達には出来る限り素敵な旅をさせてあげたい。。。。 そんな気持ちになりました。
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la_viajera at 2011-02-20 04:25
>mahaloaさ~ん!
コメントありがとうございまーす。業務連絡じゃなくても上等&大歓迎よん☆ いろんなエピソードをUPしたいんだけど写真がなくて残念!!っていう珍しい国のお話も けっこうあるんですけど、とりあえずPC内に入ってたフィルム写真スキャンしたホルダーの中から 整理整頓という名の削除をする前の作業として、現存するデータの一部をブログに垂れ流しておる次第です トルコは気候もいいし遺跡とか見所もいっぱいあるし文化的にもとても興味深い土地だし 野菜や果物も美味しいし人も穏やかだったから旅行先としてはかなりおススメだと思います。 この時のおかまちゃんは 私の実生活の女友達の誰よりも「乙女心保持者」でした。 今年もヨーロッパに行く予定があるんですが、この時のような体力はないので1都市集中型の予定です いつか、この時に全然見ていない遺跡とか名所を巡りにトルコへ再訪したいなーとも思うのですが 煩悩が多くてなかなか順番がまわってきませんwwww
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la_viajera at 2011-02-20 04:25
>russiさま~!
コメントありがとうございまーす。 いやほんまに、タイチョの人生が楽しくすごせているのは周りの皆様のおかげさまさま 人間って自分ひとりで生きてるなんて思い上がりでしかないということをつくづく感じます。 たとえそれが一人旅であっても一人じゃないんよね。そして経済的にはエコノミーすぎる旅でも きっととても豊かな何かを感じれるのだと思います。だけど、たま~の贅沢はやっぱりやめられない だって(そんなところだけ)女の子だもん♪ ふふふ~
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la_viajera at 2011-02-20 04:26
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la_viajera at 2011-02-20 04:26
>JAMんちょ~!
おひさしぶりでーす。過去旅ネタ、まだまだあるんだけど とりあえずこの辺で90年代は一区切りつけて また次回の過去旅集中投稿期間へ続くという感じで とりあえずそろそろバリ&インドネシアの気分になっておくべきやんねw 次のバリのテーマは 簡単に言えば「再挑戦」であります。 多分次が50回目のバリやと思うの。過去の50回にやりたかったけど やれなかったこととかの無念を次回の渡航で晴らすつもりですwww ほかにも、あまりいい思い出がなくて避けてる場所とかにも久々に行くことで 今までとは違うポジティブな印象を持てればいいなと意欲的な感じでーす
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la_viajera at 2011-02-20 04:26
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la_viajera at 2011-02-20 04:30
>mariさ~ん!
こちらこそご無沙汰しております!ご帰国されたらご挨拶に伺おうと思いつつ私もばたばたしておりました!! もうすぐバリ行きなんですけど、ドリフ生活中はかなり暇と思われますので その余暇にみなさんのブログをゆっくりと読み溜めしようと企んでおります 私の旅は、過去も現在もヘタレ旅ですが それでもいくらかは経験という財産になったとして ヘタレなりにもその経験が生きていくうえでの力になったり優しさになったり 厳しさになったりすればいいなと思います。旅の途中や直後に「いい旅だったな」と思えるだけでなく、 その時はちょっと凹んだり良い印象がなくてもいつか振り返ったときに「それも素敵な体験だったなー」 と思えるような旅をしたいし、年を重ねるにつれそう思える人でありたいなと思います まりさんとOGさんの息子さん&娘さんならきっとこれからもたくさんの素敵な経験を されることでしょう! 若い世代を温かく応援し続ける母・・・やっぱり素敵ですー!! もし旅先で凹んでも、家に帰れば全面的に味方である家族が居るというのは ものすごーく心強くて安心できることなんですもん!!
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arak_okano at 2011-02-20 14:06
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la_viajera at 2011-02-20 23:57
>アラックさ~ん!
コメントあーざーっす★ まだ若かった頃の旅行って、犯罪にはかかわったことないけど あまり人様に褒められたお行儀ではないので 実は ほんとにおもしろい部分はブログ上でさえ記録できないことだらけなんですぅーwww 的確に文章にまとめれる才能も臨場感溢れる写真もないので、こうやって好き勝手に記録して 内容も自己責任で終えれるブログでちびちび綴るのが精一杯でやんすw ただ、ネットで簡単に現状を検索できて予約も簡単で便利になった現在の旅行事情の中で だんだん化石化してゆくアナログ時代の旅の楽しさも自分自身忘れたくないなーと思うので これからもブログ上で少しずつ過去旅を振り返っていこうとおもてます~。
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